労災コラム

骨折

目の骨折

2020.08.08

眼窩底骨折

(1)概要

眼球を覆うくぼみを眼窩といい、眼窩下部の眼窩底が骨折した状態です。

(2)症状

骨折部位の疼痛(痛み)、腫脹(腫れ)、眼球陥没、複視(ものが二重に見える)

(3)認定されうる後遺障害等級

後遺障害等級第10級1の2号 正面を見た場合に複視の症状を残すもの
後遺障害等級第13級2の2号 正面以外を見た場合に複視の症状を残すもの

この記事の監修者弁護士

小杉 晴洋 弁護士
小杉 晴洋

被害者側の損害賠償請求分野に特化。
死亡事故(刑事裁判の被害者参加含む。)や後遺障害等級の獲得を得意とする。
交通事故・学校事故・労災・介護事故などの損害賠償請求解決件数約1500件。

経歴
弁護士法人小杉法律事務所代表弁護士。
横浜市出身。明治大学法学部卒。中央大学法科大学院法務博士修了。

所属
横浜弁護士会(現「神奈川県弁護士会」)損害賠償研究会、福岡県弁護士会交通事故被害者サポート委員会に所属後、第一東京弁護士会に登録換え。